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人前で本読みができない

r こんな経験ありませんか?小学校の国語の授業で「。」までを順番に音読するという時間。
私はこの時間がとっても嫌いでした。
すらすら読めればいいのですが、つっかえたり読めない漢字があったりすると、先生が慌てて教えてくれていたのです。
先生はきっとただただ教えてくれていたのかもしれません。でも、小さな私は「早く読みなさい!」と怒られている感覚を持っていました。
だから、この時間がとっても嫌でした。緊張はするし、声も震え逃げ出したくなるんです。
大人になってからこの時間はほとんど経験することはありませんでした。なので、忘れていたのです。
ところが、お勉強をし始めアシスタントをやることになった時、再び人前で本読みをするという時間に遭遇したのです。 読もうと思っても、どうがんばっても読めませんでした。
声は出せるし、字も読めるんです。それでも音読をすることができない。この状態は私にとってとても不都合なものでした。
変わりたいと思いカウンセリングを受けました。
ちょっとしたことで、自分の反応パターンを決め、こころの中にずっと持っていて。それが大人になった今、不都合になっていたのです。
小さいころに感じていた本物の感情を処理した私は、新しい反応パターンを決めるのです。「あたしらしく読めばいい」と。
それからは人前で本読みができるようになりました。

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